SDGs経営計画を立てよう

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SDGs

From:SDGsジャーナル 河上伸之輔

私たちが企業にSDGsの導入支援させて頂く最初の研修やワークショップなどでは、まず自社の事業活動や社会活動とSDGsの関係について考えてもらい、一人一人がSDGsを自分ごととして捉えられるようになることを目的としています。

ですが、それは動き出すための最初の一歩に過ぎません。

実際に歩みを進めていくためには、どこに向かえばいいのか、いつまでに辿り着きたいのかということを明確していく必要があります。それがSDGs経営計画です。

しかし、こと中小企業がSDGsを経営に取り入れるには、ある制約があります。それは、大手上場企業などと異なり、資本力、人財、リソースに乏しいという制約です。

そのため、中小企業は大手上場企業など以上に、収益にどう繋がるのか?という、数字として目にみえる効果が、時間的制約を伴って求められます。

そこで必要となるのが、組織的なトップダウンのSDGsではなく、SDGsによる社会貢献と収益向上を両立させる、全社員一丸となった取り組みです。

大手よりも、意思決定から行動までのスピードを高めらる強みをもった中小企業が、SDGsに本気で取り組み、収益向上=SDGsへの貢献を実現するSDGs のKPIが描くことができればその効果は計り知れません。日本経済を支える中小企業が、世界のSDGsを牽引する大きな力を秘めているのです。

そして、SDGsを通して自社の存在意義、社会的使命がより鮮明になるだけでなく、経営者と社員、そしてエンドユーザーまで含めた共通の価値観が明確になることで、企業は三方よしを超えて、何方よしにも本来のポテンシャルを発揮できるようになっていきます。

また、自社の経営理念が社員に浸透し、主体的な働き方でSDGsも目指す収益も実現するその時、中小企業は持続可能な社会を構成し、真の意味で三方良しの精神を、物心両面で実現する存在となっていくことができます。

通常の経営計画においては売上や利益などの数値の目標などを設定しますが、SDGs経営計画では自社で取り組むべきSDGsの取組みとその数値目標を設定します。

例えば、

  • 女性も活躍できる職場を作るために2030年までに女性管理職比率を現在の10%から30%に増やす。
  • 自社の工場で生み出される廃棄物の量を2030年までに半分以下にする。
  • 2025年までに自社で使用する電力分を再生可能エネルギーで発電する。
  • 2025年までにオフィスの100%LED化と営業車をハイブリットまたはEVに切り替える。

等々。ポイントは、何々を改善するなどの定性的な表現で曖昧なものを避けるようにし、達成できているのかどうかをきちんと計測できるように目標を定量化することです。また、どのような項目や数値を設定するかを見定めることも、限られた時間とリソースで取り組むためには大変重要です。

その際は、この数値が高まれば、業績にも社会や環境にも貢献できている、というものを的確に見つけることが必要です。この数値をSDGs KPIと呼んでいます。SDGs経営に取り組むにあたっては適切なSDGs KPIを、社員さんと一緒に導き出すことに是非重点をおいて取り組んでください。

あなたの会社が掲げたSDGsのKPIが、自社、社員さん、エンドユーザー共通のKPIになる時。持続可能な社会の実現に向けて、大きな歯車が動き出します。

PS

8月26日(木)午前9時〜

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