From:SDGsジャーナル 深井宣光
マインクラフトと言うゲームをご存知でしょうか?
世界を自分の手で作りましょう
進化し続ける Minecraft の世界で、建築したり、採掘したり、モブと戦ったり、探検してみたりと、可能性が無限大の冒険に出かけましょう(引用:マインクラフト公式サイト)
公式サイトに書かれていることからも、マインクラフトは決められた世界の中で遊ぶのではなく、自由に世界を作って遊べることがわかります。
YouTuberのヒカキンさんも、動画を公開していたり、子どもたちには物凄く有名で、人気のゲームですね。
実は今、そんなマインクラフトの全国大会の開催が決定し絶賛エントリー&応募作品募集中!なんですが、その大会テーマが「SDGs」なんです。
※SDGsジャーナルは、マインクラフトカップ2021全国大会を協力パートナーとして応援しています。→https://minecraftcup.com/sdgs/
SDGs時代のみんなの家、未来のまち
募集作品のテーマはこちら
現在、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、人々のライフスタイルは変わり、住宅のあり方、家族とのつながり方が見直されてきています。コロナ禍は、SDGsの達成への挑戦であると同時に、大きな機会でもあります。
3回⽬を迎える本⼤会は、SDGs ⽬標17「パートナーシップで⽬標を達成しよう」に基づき、多様なパートナーによる参画から⼤会運営を進めており、作品テーマは⼤会パートナーの積⽔ハウスに設定していただきました。
大会パートナーの積水ハウスでは、SDGsの目標に向き合い、達成に向けて様々な取り組みを行っています。この中で、家とまちに関連する目標から次の3つをピックアップし「SDGs時代のみんなの家、未来のまち」を作品テーマに設定します。
以下の3つのうち、1つ以上のSDGsの目標を取り入れてワールドを制作してください。
<3つの目標>
3:すべての人に健康と福祉を
新しい生活様式において、おうち時間に注目が集まっています。みんなが笑顔で幸せになるための、家族のつながりと健康を考えた住まいづくりを提案してください。
7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
快適な暮しを維持しながら、高い断熱性と省エネ設備でエネルギーを大幅に減らす一方、太陽光発電などでエネルギーを創り、家全体でエネルギー「ゼロ」を目指す提案をしてください。
15:陸の豊かさも守ろう
人と自然が共に暮らす豊かな環境を提案してください。鳥や蝶など多くの生きものたちが利用できる地域の在来樹種を植えることで、都会の中でも生きものたちが訪れる豊かな自然環境がつくれます。たとえば、5本の樹を植える場合、3本は鳥のために、2本は蝶のために植栽を計画してみましょう。
(引用:プレスリリース資料より)
主に小学生が対象の大会とはいえ、なかなかやりごたえのありそうな本格的なテーマですね。
昨年開催時のワークショップの様子
子どもたちの真剣な表情と熱気が伝わってきます。
まだまだ間に合う!今年の募集要項詳細はこちら
さらに詳しい大会情報はこちらでご覧頂けます。
子どもたちが大好きなゲームで、遊びながらSDGsを探究できるとても素敵な大会です。
この大会、子どもたち自身も大会を通じてたくさんの気づきと学びがあると思います。ですが、きっと最も気づきと学びがあるのは、私たち大人たちではないかと思います。
なぜなら、きっと大人たちには想像もできなかったSDGsの実現方法を、子どもたちの作品から知ることになるからです。
中には、今すぐにイメージできる技術では、現実性がないような夢のようなアイディアもあるかもしれません。ですが、子どもたちは、できない方法など考えずに、どうしたらできるか?を純粋にアイディアとして私たちに作品を通して伝えてくれるはずです。
そんな子どもたちの純粋で柔軟な発想のアイディアに驚かされた大人たちがすべきこと。それは、大人だからこそ持っている繋がりや、資金力など様々なリソースを活かして、子どもたちが気づかせてくれた発想を現実世界で実現していくことではないかと思います。
今日の記事を読んで、ほんの少しでもピンときた方は、是非お子さんと一緒に詳細をご覧になりエントリーしてみてください。
どんな作品が集まり、優勝するのか。とても楽しみにしています。
SDGsジャーナルでは引き続き、大会結果などの情報もお届けしていきます。