SDGsジャーナル【SDGs支援機構】

「三密」を社会に伝える3Dゲーム登場

密です

今週月曜日のSDGsジャーナルは、ちょっといつもとは一風変わったニュースをお届けします。

それは、最近Twitterでも話題になっている、「三密」課題を解決する為の社会風刺的なある試みについてですが、、、

その試みの発端となったのは、4月10日に行われた記者会見。小池百合子都知事が目の前に密集する報道陣を遠ざける為に口にした「密です!密です。密です」の言葉。

なんとこの時、小池都知事が口にした言葉を元にした3Dゲームが登場して、反響を呼んでいるんです。

その名も「密です3D」

密集している人たちを、感染リスクから救うゲームです。
実際のゲームの動画を製作者の方が公開してくれているので、まずはこちらをご覧ください。

誰1人取り残さず、届くように

ご覧になってみて、いかがでしょうか?もしかしたら、パロディーにするなんて不謹慎だ。と思われたかも知れません。

ですが、残念ながらどれだけ日々の報道や公式発表で「三密」は危険!外出自粛を!と深刻に呼びかけても。
命をかけて戦ってくれている医療関係者の方が呼びかけても。

公園に密集している人たちの様子がSNSに流れています。休業要請に応じないパチンコ店に行列を作って並ぶ数百もの人たちの様子が報道されています。

そんなどうしようもない状況を目にする中、この3Dゲームをツイッターで見た時思いました。それは「これは深刻なことを、深刻なまま伝えるだけでは伝わらなかった人たちに、伝わるチャンスかも知れない。」ということです。

まずはこれまで届かなかった、たった1人にでも。最初は「面白いの見つけた!」という悪ふざけであっても伝わっていくことで、「あれ!?このゲームに出てくる人たちって、、、自分たちじゃない??」と気づく人がいてくれたらと思いました。

10万人を超える拡散と社会への影響力

今この記事を書いている4月25日現在。

製作者の方のゲーム公開時のツイートは

社会に大きな社会課題を解決する為に必要なことは、正しさを深刻に押し通すだけではなく、時に社会風刺的なユーモアも必要なのかも知れない。と感じさせられたゲーム「密です3D」でした。

ユーモアということだけでなく、発想と想像力を働かせることで私たちにできる課題解決はまだまだありそうですね。

PS

本記事は、決して他者をパロディーにすることを推奨するようなものではありませんことをご了承ください。

モバイルバージョンを終了