SDGsを活用した新規事業構築

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SDGs

From:SDGsジャーナル 河上伸之輔

SDGsに取り組もうと思った際に、

自社の事業ではできそうもない…

そう思われたことがある方も多いのではないでしょうか?
そんな時は、新規事業で取組むことを検討するのも1つの方法です。

そこで今回は新規事業を構築する際に有効な2つの型をご紹介します。

課題解決型

「課題解決型」は、すでに顕在化している課題に対して、それを解決するための商品やサービスを提供することによってお客様の課題を解決するものです。例えば、夏は暑くて仕事が捗らないという課題があったとしたら、エアコンをつけましょう、クールビスにしましょう、サマータイムを導入しましょう、という風なものです。

価値提案型

「価値提案型」は、より生活を充実させたり、より仕事を面白くさせたり、効率化させたりする商品やサービスの提供を行うもの。例えば、携帯電話がパソコンのように使えることでどこでも仕事ができるとか、夢の国が体験できるテーマパークとか。

「価値提案型」の事業については、顕在化していない課題や、お客様が気づいていないけれど価値があるものを見つけることが必要となってきます。

課題を発見する力を高めることができれば、アップルやグーグルのような事業を生み出すことができるようになります。しかし、私はこれまでの日本の教育においてそのような人材が生まれる可能性は低いと考えており、多くの会社においてそういった人材は皆無。もし、いたとしてもその人材が力を発揮できる環境にはなっていないことが多いと考えます。(不快に思われた方もいらっしゃるかと思います。私の個人的に思い入れが強い部分であり、この課題についての取り組みも行なっておりますが、今回のテーマとは外れますので、また別の機会に。)

「価値提案型」の新規事業においては課題を発見する力が必要になるわけですが、「課題解決型」の新規事業においてはすでに顕在化している課題の解決を行うもので、課題を発見する力はいりません。そして、設定された課題を解決するということに関しては、すでに日本の企業にいる人も得意な方がたくさんいます。

SDGsは顕在化した課題の宝庫

SDGsのゴールとターゲットを見ていきますと、それは現在の世界が抱えている課題、将来的な課題の宝庫です。この課題を自社の強みや資源を使って事業で解決することができれば、その事業は社会課題解決型の新規事業となります。

おすすめの方法としては、169あるターゲットの1つ1つを見ていき、自社の事業活動と関係することはないか、自社の強みや資源で解決できることはないかというブレインストーミングを社員さんも交えて行なっていくことです。コストが、現実味がないといった意見はいったん横において、可能性のある解決策がたくさん見つかれば、それが事業のタネとなります。

課題は解決できるが利益が出ない、コストがかかりすぎるなどのトレードオフを解消するということにおいてクリエイティビティが求められますが、事業の成長と社会課題の解決を両立できれば、まさにSDGs経営と言えます。

PS

先日LIVE配信で開催したビジネスxSDGsオンラインミニ講座

「SDGsに取り組む4つのステップ」

をYouTubeチャンネルで公開中です。
チャンネル登録の上、是非ご覧ください。

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