トレードオフ解消には「大喜利」がおすすめ

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SDGs

From:SDGsジャーナル 河上伸之輔

SDGsは経済と環境と社会をバランスよく発展させようというものです。

SDGsのゴールに取り組もうと思った場合に、環境にはいいけどコストがかかって経済にはよくないという、あっちを立てればこっちが立たないというトレードオフがよく起こります。

トレードオフの解消する方法として「技術革新」と「アイデア」があるという説明は何度かしておりますが、技術革新を起こすというのはなかなか中小企業単独では難しいものです。

しかし、アイデアは誰にでも生み出すことが可能です。今回は、このアイデアの生み出し方について、またアイデアを生み出す力を高める方法についてお話ししたいと思います。

世の中にある新しいアイデアというものは無から生み出されたものではありません。既存のもの同士を組み合わせたり、あるものを他の分野に転用するといった方法で生み出されます。

その生まれ方は化学反応のようなもので、種類の違う要素が組み合わさることで起こります。この確率を高めるためには、①要素を蓄積することと、②要素の結合を起こりやすくすることです。この両方を行なっていると、新しい刺激に対して臨界点を超えたように無数のアイデアが生み出されていきます。

では、要素を蓄積するため、結合を起こりやすくするためにできることをそれぞれ説明していきます。

①要素を蓄積する

  • 要素の蓄積のため3つの学びたくさんの本を読む
  • 人と出会う、
  • 旅をする(やったことないことを経験する)

ポイントとしては、本はジャンルを絞らずに興味のあるものであれば色々なものを読んでください。人との出会いは、会社の人だけでなく、自分と業種の違う人、考えの違う人と出会ってください。旅をすることについては海外の一人旅がおすすめですが、現在は難しいため、自分がやったことないことを経験するということを心がけてください。

②要素の結合を起こりやすくする

冗談だと思うかもしれませんが、笑点の大喜利を見て勉強してください。ただ見るだけでなく自分でもオリジナルの答えを考えてください。

大喜利の中でも一番ポピュラーなものに「なぞかけ」があります。

  • ●とかけまして、▲▲と解く。その心は□□。

●という事象と▲▲という事象の以外な共通点□□を見つけだし、それが意外であればあるほど「なるほど」が大きくなり面白い回答となります。時事要素なども組み込まれているとさらに面白さが増します。

「なぞかけ」を作るための思考プロセスを考えていきます。●●という事象について、そこから連想するものや、見方を変えたり、抽象度を高めたりして、いくつかの言葉に置き換えます。そして、それを別のものに転用します。さらに転用されたものをもう一度具体化して▲▲という事象がでてきます。と、言葉で説明してもわかりにくいので具体例をご紹介します。

「空手」とかけまして「介護」ととく。その心は。

「なぞかけ」を作ることが最も思考力が高まりますが、共通点を見つけるために考えることでも鍛えられますので、先に進まずにまずは考えてください。

「空手」と「介護」の共通点はなんでしょうか。

 

答えは「いたわり」

 

では、この謎かけを作る思考プロセスを考えていきます。「空手」という言葉について連想を行なったり、見方を変えたり、抽象度を高めて考えてみましょう。武道、スポーツ、黒帯、極真空手、琉球空手、強い、大山倍達、瓦割り、板割り・・・。

 

この中から使えそうなものを考えます。

 

「武道」は「葡萄」とも言い換えれるな。「葡萄」の抽象度をあげると「果物」。
「空手」とかけて「果物」ととく。その心は「ぶどう」。ちょっとありきたりなので他を考えよう。

 

板割り いたわり 労り に言い換えられるな。

 

労りの抽象度を上げたり、関連するものはどんなものがあるだろう。お年寄り、おもいやり、介護。介護は使えそうだな。という思考プロセスで作られます。

このように要素を蓄積し、要素を結びつける能力を鍛えておくと、自社で持っているこの技術と、あそこの持っている遊休資産を活用すれば、こんなことができるのではないか。といった形で、トレードオフを解消できたり、新規事業に結びつくアイデアが生まれてきます。

PS

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