From:SDGsジャーナル 深井宣光
日本政府から緊急事態宣言が発令されて以降、外出自粛によって自宅に引きこもりの方が多いことと思います。
きっと、今これを読んでいるあなたも、テレワーク中だったり、休業中だったり。置かれている状況は違っても自宅からこの記事を読んでいるのではないかと思います。
もしかしたら、
- 一体いつまでこんな生活が続くんだろう…
- 今はまだなんとかお金も持ち堪えているけれど、これから先の生活はどうなってしまうんだろう…
そんな不安に駆られている人もいるでしょう。
そして、閉じこもりで先が見えない生活が続くうちに、もっと早く治療薬を開発して欲しい。一体、政府や専門家は何をやっているんだ!というフラストレーションを感じている人もいるかも知れません。
ですが、今、私たちが不安になることがあったり、フラストレーションを抱えながらも、外出自粛だけで自宅にいられることは本当に幸せなことです。
なぜなら、今も日本全国、いや世界中の医療機関では、治療薬さえまだないこのウイルスから人命を救うために自らの死をも覚悟して戦ってくれている人たちがいるからです。
それは、愛する家族や恋人と離れ、不眠不休で感染者の命を救う為に戦っている医師や看護師、看護助士といった方達です。
先日報道されたばかりのAFPBB Newsによると、イタリアでは新型コロナウイルスによって死亡した医師の数は100人。
死亡した看護師や看護助手は30人にもおよぶそうです。(※4月10日時点)
これだけの医師と看護師の方々の犠牲をはらってもコロナウイルスの猛威は止まらず、イタリアの感染者数は15万人を超え今も増え続けています。
では、もしも今日本中でも人命を救うために命がけで戦ってくれている医師や看護師の方たちが、私達の街の感染者を救うことをやめてしまったら、、、一体どうなってしまうでしょうか。
先日亡くなった志村けんさんのお兄さんがニュースでも言っていましたが、感染した後は家族ですら面会ができず亡くなった後に最後に顔を見ることすらもできないそうです。
志村さんの兄の知之さん(73)は30日午後、「顔を見られずに別れなくてはならなくて、つらい」と声を詰まらせた。志村さんが入院した後は面会できないままで、遺体にも会えていないという。(引用:朝日新聞デジタル)
だから、私達がすべき外出自粛は、決して私一人、あなた一人のためではなく、取り巻く全ての人達を救うために必要なこと。
一人ひとりの、ほんの気晴らしのつもりの外出が感染拡大源となり、医療崩壊を引き起こした時は、もう手の打ちようがないかも知れません。
コロナから人命を守る為に犠牲になった医師の方々の為にも。これ以上、感染者を増やして、今まさに戦ってくれている人たちを家族から引き離さないように、命の危険にさらさないように。
自宅にいることで、感染のリスクなく生きていられることの意味をしっかりと受け取り、外出自粛を徹底しましょう。
これから先もずっと一緒にいたい人たちがいるなら、今は我慢して外出を控えましょう。
離れていましょう。離れていることを呼びかけましょう。自宅で過ごしましょう。
STAY HOME 〜 #うちで過ごそう
今、世界中が呼びかけあっています。
私たちが自宅にいられる間に、世界中の医療現場で起きている現状を今すぐこちら↓のアニメでご覧ください。
そして、コロナを安易に考え不要な外出をする人が出ないように拡散をお願いします。