SDGsジャーナル【SDGs支援機構】

マスク販売でSDGsとコロナ対策の両立を実現|目標12つくる責任つかう責任

SDGs

From:深井宣光

㈱shoichi(東京・大阪)さんが販売を開始した布マスクが、SDGsとコロナ対策の両立を実現しています。(参照:プレスリリースこのマスクは同社がかねてより行っていたリサイクルプロジェクトの一環として制作。余剰在庫となり、廃棄されるはずだった高品質なブランド衣料品で制作されているのが特徴です。

訳があるから「市場最安値」「高品質」

この「COOLマスク」が高品質なのに安いのは、廃棄されるはずのブランド品だったから。なんと日本国内だけでも、ブランド衣料の国内余剰在庫は年間10億点にものぼるとのことです。

しかもそれらの余剰在庫となってしまった衣料は、傷んでもない新品にもかかわらず「価格を下げて販売するとブランド毀損を招く為」という理由で一定数廃棄処分されているそうです。

そこで、この課題を解決する為に、形を変えて再販売しているのが㈱shoichiさんが行っている取り組みです。

元々は大量廃棄されるはずだった女性向けの高機能パンツから、型抜き、縫製をすることで高機能パンツから、高機能マスクへと生まれ変わっています。

made in バングラディッシュのSDGsジーンズもあり

このマスクの他にも生まれ変わっている商品がmade in バングラディッシュのSDGsジーンズという商品。捨てられるはずだった余り生地を使って作られているジーンズです。なんとこちらも訳あり低価格の1500円。

低価格で誰もが購入しやすく、しかもそれがSDGsにビジネスを通して繋がっています。ビジネスだからこそできるSDGsの広がりがこれからも広がっていくといいですね。

PS

過去に取り上げた衣料品関連の「目標12つくる責任つかう責任」に繋がるビジネス事例はこちら

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