SDGsジャーナル【SDGs支援機構】

富山発|飲食店と学生を救う支援型デリバリーサービス

デリバリー

新型コロナウイルスの影響で困っているところは?というと、企業や来店客の減少でダメージを受けている飲食店の現状が報じられることが多いです。ですが、その影響によって困っているのは、一人暮らしの学生さんも同じでした。

そう、実家からの仕送りと、アルバイトで稼いだお金でやりくりをしていた学生さんの多くが、今、アルバイト先を失っているんです。そこで今日は、飲食店と学生さんの両方を救うために富山県で始まっている「支援型デリバリーサービス」の試みをご紹介します。

個人と企業の支援で「飲食店と学生を救う」

デリバリーというと、ピザ屋さんやウーバーイーツなどが有名です。ですが、この「支援型デリバリーサービス」を行っているのは元々はスキマ時間でアルバイトしたい人と、企業をマッチングするアプリ「キクトル」を運営していたLabore株式会社さん。

仕組みはシンプルで、個人や企業から集めた支援金を使って、飲食店が販売するお弁当を学生さんに安く提供する。という仕組みです。

↓ズバリ、このような感じです↓

画像元:https://www.labore.jp/キトクル・デリバリー/

代表を務める中西さんはFacebookでこのようにメッセージを発信してらっしゃいました。

【飲食店と学生を救いたい!】

長くなりますが、
最後まで読んでいただきたいです。

新型コロナウイルスの影響により飲食店の来店客数は激減しており、売上が前年比で8~9割減となってしまっています。
富山県でも臨時休業のお店が多く見られます。

一方、学生はアルバイトのシフトに入れず収入源がない状態です。自炊が難しい一人暮らしの学生はコンビニ弁当やカップラーメンなど満足な食事が出来ていません。

そんな問題を解決すべくLabore株式会社では、
飲食店と大学生を救う学生向け弁当宅配サービス「キトクルデリバリー」を開始しました。

元々はアルバイトのマッチングサービスとして展開していた「キトクル」というサービスで、期間限定で弁当注文・宅配サービスを提供致します。
飲食店は弁当の注文を、学生はバランスの取れた食事を取ることができるため、
双方の需要を満たすサービスになっております。

デリバリーという一つの手段で、飲食店も、学生さんもどちらも救う試み。ユニークなのは、支援を受けた学生がお礼メッセージと写真を支援企業に送るということ。

お弁当のデリバリーを通じて企業と学生さんが繋がることで、企業にとっても認知度の向上や未来の採用マッチングにも繋がっていきそうですね。

飲食店と大学生を救う 学生向け弁当宅配サービス
キクトルデリバリーの詳細はこちら

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