SDGsは止まっていない|コロナ対策商品に見るSDGsの思考

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SDGs

緊急事態宣言の延長が正式に発表されるなど、新型コロナウイルスの影響で「SDGsはこれからどうなるのか…」「SDGsどころではなくなってしまった…」と感じてしまっている方もとても多いのではないかと思います。

ですが、実はSDGsは止まるどころか、持続可能な社会を実現するために、これまで以上に前に進み出していると感じています。それはなぜか…

課題解決の為に、次々に生まれるコロナ対策商品

感染拡大以降、マスクが足りなくなり、そして消毒液が足りなくなり、、、といった、必要なものが必要な場所に無い。という「深刻な課題」が生まれました。

私は昭和53年生まれですが、これまでの人生でマスクが買えずに困ったことも、消毒液がどこに行っても買えなくて困ったことも一度もなく、おそらく多くの誰もがそうでは無いかと思います。

つまり、誰もが経験したことのない「課題」が目の前に現れ、諦めるか?それとも、これまでの思考を超える「課題解決」の方法を生み出すか?を突如、新型コロナウイルスによって迫られたとも言えます。

そして、この誰もが経験したことの無い「課題」を解決するための思考が広がり「なるほど!そんな方法があったか!」とハッとさせられる商品が次々に生まれていっていることが、決してSDGsは止まってなどいない証だと感じています。

それでは、新たな発想で生まれている身近な生活に関わる課題解決商品の一部をご紹介します。

各地の酒造が消毒液に代用できる高濃度アルコールを販売

4月はじめに、厚生労働省が消毒液が足りなくなっている「課題」を解決する為に、アルコール度数の高い酒を消毒液として使用することを公式に認めました。

それにより、各地の酒造メーカーがアルコール度数77%のお酒を製造し、消毒液が最も必要な医療機関等に優先して販売が行われているなどされています。

 

色んなアイディアのマスクが登場

飛沫感染を防ぎ、うつさない、うつらない為に必要なマスク。どこにいっても売り切れになってしまってからは手作りでマスクを制作したりなど色んなアイディアでマスクが作られ販売されています。

元々あった素材を生かしたもの、身近にあるものをマスクにできる物などいろいろあります。

ウイルスを「遮る」様々なアイディア商品

マスク以外にも感染を防ぐための様々な商品が新しい発想で生まれています。
これらの課題解決商品も、どれもが何か新たで高度なテクノロジーや技術でこれまでなかった素材を開発したわけではなく、元々あった商品や素材をこれまでなかった発想で捉えたことによって生まれているのが特徴です。

商品では無いけれど。なるほどこの手があったか…という発想

 

まとめ

いかがだったでしょうか?ご紹介した新型コロナウイルスからの課題解決商品はどれもSDGsと言っているわけでもありませんし、SDGsの169のターゲットに書かれている何かとピタッと一致するわけでもありません。

ですが、どれもがこれまでの思考に囚われずに、課題解決の為に柔軟な発想で新しいサービスを生み出しています。

やはりSDGsというのは、世界的な規模の偉業を成し遂げるようなことでなくても決して臆することなく、一人ひとりの人が、それぞれができることで、それぞれができる領域で、得意分野で、持っているリソースで。これまでにはなかった新しい発想で一歩を踏み出すこと。その思考こそが大きな鍵を握っているのではないかと思います。

あなたの会社のビジネスが何であったとしても。きっと誰かの何かを解決するための商品をこれまでも販売してきているはず。

SDGsという枠を外して、目標の何番にあてはまるとか、当てはまらないとかではなく、社会の課題解決に誰もが取り組むことがいつの間にかSDGs達成の大きな起点に振り返った時になっているのではないでしょうか。

PS

これまで経験したことのない「未来のあるべき姿」の実現方法。
そして、経験したことの無い「課題解決」の為に必要な思考法がわかる。

「SDGsビジネス戦略」〜企業と社会が共発展を遂げるための指南書日刊工業新聞社)著者。
ピーターD.ピーダーセン氏の講演レポートはこちら↓

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