先日ご紹介した
1月15日に国連広報を通じ公開された国連事務総長
アントニオ・グテーレス氏のメッセージ
2030年アジェンダの実現に向けて
世界は前進はしている。しかし、
求められる目標には
まだ遠く及びません。
この言葉は、
SDGsの目標実現まであと10年しかないけど
このままじゃ無理じゃない?
そう思っていたけど、
- どうしていいかわからなかった…
- 目をそらしてしまっていた…
そんな人たちの心に
現実と向き合い「行動する10年」に
大きなきっかけを与えてくれたんではないかと思います。
実は同じく国連事務総長が
「新年に寄せるメッセージ」として
昨年2019年12月30日にYouTubeで
私たちに伝えてくれたメッセージがあります。
そのメッセージとは…
不確実な世界の「希望」
今年若者が声を上げることを
世界は必要としています夢を大きくもち
限界を押し上げ
圧力をかけ続けてください
これが持続可能な世界に向けた
「希望」の最大限の源である世界の若者たちに
向けられたメッセージの一部です。
そこで、この「若者」とは
日本中の社会課題解決に取り組む
多くの企業とも言えるのではないか?と解釈してみました。
SDGsの認知度は少しづつ上がってきている反面、
そして、ビジネスと社会課題解決を両輪にすることで
持続可能な社会に大きな変化をまたらす事が出きるにも関わらず
日本には「お金儲けは卑しいこと」という誤解が
まだまだ根付いていることで
企業がSDGsに取り組むことを
お金儲けのための「きれいごと」なんじゃない?
という様に見られてしまっている側面も
SNS等の発信で見られるようになってきています。
日本型の経営では近江商人の「三方よし」と言う
素晴らしい教えが当たり前に
行われているにも関わらずです。
私たちは今こそ
日本中の社会課題解決に取り組む企業
そして、取り組む人たちがしっかりと全力で「声を上げること」
つまりは、
ビジネスだからこそ出来る
持続可能な社会課題解決の取り組みを
社会に伝えていくこと
が必要な時がきているのではないかと感じています。
残りたった10年しかない目標に向けて
企業、個人誰もが行動するべき時が既にきています。
「行動の10年」にアクションを起こしましょう。
国連事務総長のメッセージ全文はこちら
ここ国連本部から
新年のご挨拶を申し上げます。2020年を迎えた今
世界は不確実性に満ちています
不平等と憎悪が蔓延し
戦争と温暖化が続いています気候変動は長期的な問題ですが
明白な現在の危険でもあります燃える地球を放っておくわけには
いきません—
しかし希望もあります
その最大限の源である世界の若者たちに
新年のメッセージを送ります
気候変動 ジェンダー平等や
社会正義 人権などの課題について若い世代が先頭に立って
声を上げていますその情熱と決意に
励まされます未来を築く一翼を
ぜひ担ってほしいと思います。私はみなさんとともにあります。
国連はみなさんの
味方です2020年は国連創設75周年
持続可能な開発目標のため
行動の10年が始まります今年若者が声を上げることを
世界は必要としています夢を大きくもち
限界を押し上げ
圧力をかけ続けてくださいこの一年の
皆さんの平和と幸福を
願っています(引用:国連事務総長から新年に寄せるメッセージ )
PS
渋沢栄一氏の教えに学ぶ
うわべだけのきれいごとではなく、
正しい道理を持った富=ビジネスだからこそ
持続可能な社会を築けることの本質に迫る!
第2回SDGsx幸福x経営シンポジウム
「論語と算盤はSDGs」開催決定!
3月13日(金)13時〜17時半
慶應義塾大学三田キャンパス
南校舎ホール