From:深井宣光
緊急事態宣言が解かれ始めたものの、外出自粛には変わりなく、来店型のビジネスはもう少しの間辛抱期かも知れません。
そんな中、ニューヨークでは来店客減少に課題を抱える飲食店が、テイクアウトでもなく、デリバリーでもない方法で課題解決に臨んでいました。
その方法とは、
寄付型レシピダウンロードサービス「Family Meal」
ニューヨークで始まっているこの「Family Meal」。
(参考:IDEA FOR GOOD:営業しないでくれている飲食店を支援。寄付するとレシピをもらえるサービス「Family Meal」)
特設サイトに掲載されている実在の飲食店に寄付をすると、レシピがダウンロードできるようになっています。
この仕組みによって飲食店は資金を確保できるだけでなく、デリバリーやテイクアウト時の接客で新型コロナに感染するリスクもなくなります。また、寄付をした人は、レシピを使って自宅で好きなお店の料理を食事を楽しむことが出来ます。
飲食店の財産であるレシピ。お店のメニューそのままのレシピを公開出来なくても
- 冷蔵庫の余り物でも出来る〇〇〇〇流、簡単イタリアンレシピ(〇〇はお店の名前)
- 自宅でできる〇〇〇〇の味付け入門
- ※例えが稚拙ですが、、、
というようなレシピ提供も、お店のファンにとっては、とても価値があるかも知れません。
また、一般家庭に販売専用のメニューを作って、レシピと作り方の動画をセットで提供。なんていうのも、お店とお店にいけない人たちを繋ぐビジネスアイディアとなるかも知れません。
SDGs=課題解決には、これまでの常識や制約に囚われずに1つのアイディアから、次のアイディアを生み出すことが必要不可欠。
是非、飲食店以外のビジネスをしている企業でも「自社のビジネスの場合、このアイディアをどうやったら活かせるだろうか?」と考えてみてください。今までは想像もしなかったアイディアが見つかるかも知れません。
PS