SDGs|10秒で出来るSDGs!今すぐ取組むべき「He For She」とは?UNWomen石川氏が解説!【JCI金沢会議レポート第2弾】

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HeForShe UNwomen JC

「男性差別」に気づいてますか?

From:SDGs支援機構 深井宣光

「男性も怒りを覚えて立ち上がって欲しい!」来場者の殆どが男性の会場に向かって、JCI金沢会議2019「UN Womenフォーラム-He For She」の講演でこう呼びかけた、国連女性機関UNWomen日本事務所長 石川雅恵氏。

ことの発端は、男性誌「週刊SPA!」(2018年12月25日号)「ヤレる女子大学生RANKING」と題した特集記事が大々的に掲載されていたこと。

NYタイムズやファイナンシャルタイムズなども通じて世界に一気に広まり、ここまで日本のジェンダー意識は低いのか。と世界に言われるまでに発展。

なんと、記事には5つの大学の実名が出された上に、ランキング付けまでされていたのです。

反発した全大学が出版社に抗議文を送って抗議声明を発表。
また、立ち上がった女性学生たちによる出版取り下げを求める署名運動にまで発展して世間ならぬ「世界」を騒がせました。

当時のYahoo!ニュースの記事によると僅か1ヶ月足らずで5万件近い署名が集まっていました。

この事例を通し、石川氏は語気を増して伝えます。

「これは「ヤレる」と書かれた女子学生達や大学が差別されただけではない。

男性への冒涜でもあったんです。日本中の男性だって差別されたんです。なぜ、あそこ(抗議の場)に男子学生達がいないんだろう。私はそう思いました。

日本の男性全てが女性をあの記事のように見ていない。と信じたい。

例えるなら、100人の男性のうちの一人が痴漢だった時。
その痴漢に女性が怒りを覚えるだけでなく、残りの99人の男性が「お前何やってんだよ!」と言える社会。そんな社会が必要なんです。

He For Sheはまさにそういう社会を作ろうとしています。

女性差別解決の視点で語られることの多い「ジェンダー平等」の本質に、会場中が「ハッ」としました。

今、SDGs実現の為に、そして企業の経営戦略としても欠かせない「ジェンダー平等」とは?

「He For She」とは何をすればいいのか?

そして、ジェンダー平等が「経営戦略として非常に重要」な理由まで。順を追ってこの記事ではお届けしていきます。

ジェンダーとは? ある時代のある社会が、そこに所属する男性・女性にとって「ふさわしい」とする役割、行動、性質など、生物学的な性差に付加された社会的・文化的な性差のこと。(引用:[ジェンダー平等のためのキャンペーン:HeForShe | UN Women – 日本事務(http://japan.unwomen.org/ja/news-and-events/in-focus/heforshe))

 

ジェンダー平等とは?

女性に対する差別解決の視点で語られることの多い、「男女平等」。しかし、SDGs目標5とUN Womenが実現を目指す「ジェンダー平等」は、

  • 男だからとか
  • 女だからとか
  • トランスジェンダーだからとか
    (→トランスジェンダーとは?心の性別と体の性別の不一致がある人のこと。)

そういうことで、弾き飛ばされるような社会ではなくなっていく為の「平等」と話す石川氏。

生まれ持った性別、体、個性に関わらず、すべての人が「平等」であること。これこそが「ジェンダー平等」の本質であることを話されました。

私たちの日常において

  • 男は泣くな!
  • 女の子らしくしなさい
  • 女々しい。

といった、言葉が使われることがありますが、そんなことも言われない社会。それがジェンダー平等の実現した社会ということです。

今すぐ取組むべき連帯運動「He For She」

UN Wome ジェンダー平等

石川氏はジェンダー平等の為の社会連帯運動「He For She」について、

正直、英語でさっぱり意味がわからない。
そう思われる方がいても仕方がないとお思います。
そして、「He For She」=彼女の為の彼。と直訳されることから、やっぱり男性が女性への差別をなくす為の活動なんでしょ?と言われる。

と社会からの受け取られ方をストレートに共有。

その上で、記事冒頭の話によって、世界と共に実現を目指す「ジェンダー平等」=「He For She」とは?を教えてくれました。

誰でもできる。今すぐできる。

では、一体私たちは何をすればいいのか?

その答えは、あまりにもシンプルでした。

それは、まずはあなたが「ジェンダー平等」に立ち上がる事を「He For She」のサイトで署名によって宣言すること。

日本だけではなく、世界中で様々な形で起きている「ジェンダー不平等」を解決する方法はもしかしたら、簡単には思いつかないかもしれません。

でも、「ジェンダー平等の実現」に自分も賛成である事を示すだけなら、誰にでも、今すぐにできます。

He For She の親善大使を務めるハリウッド女優エマ・ワトソン氏は「どんな小さなことからでも十分なのです。」と世界に呼びかけています。

署名の数が集まれば集まるほど、「世界中でこんなに沢山の人達が活動に賛同している「He For She」って一体なんなんだ?」と注目を集めることは間違いありません。

そこから「ジェンダー平等」に出会い、本質を知り、立ち上がる人が増えていく事で、多くの「ジェンダー不平等」解決の輪が広がっていくはずです。

He For She への署名はこちらから。
僅か10秒で完了します。(画像のQRコードからも署名できます。)

まず、アクション!それが今すぐ出来るHe For She です。

なぜ、経営戦略に「ジェンダー平等」が欠かせないのか?

「企業には何の関係があるのか?」この点についても石川氏は明確に言及。

世界中にジェンダー平等の機運が高まっている中で投資家が投資先を見た時に女性の幹部職の数、セクハラ対策が未熟だと、その企業はリスクがあると見られます。

そして投資家は横並びに企業をみたときに、「ジェンダー平等」をやっていない会社は ダイバーシティー意識がない会社だから 投資するのはやめようということになる。

と世界の現状を伝えた石川氏。

また、世界最大の機関投資家であり、私たちの年金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がESG投資に明確にシフトし、世界のお金の流れがESG投資に向いた。

このことからも、「ジェンダー平等」の問題解決は社会にいいということだけでなく、日本企業にとっても経営戦略の一つとして、重要なことになっている。と続けました。

ESG投資とは? 単に儲かっている企業かどうかや、伸びていきそうな企業に投資をする。というこれまで一般的であった財務情報での投資判断をせず、自然環境にとって良い企業か?社会にとって良い企業か?(地域や企業で働く従業員、コミュニティetc)企業の収益は公正な競争で生まれているか?そして、それらは持続可能であるか?といった財務情報ではない「非財務情報」にも重点を置いて、良い会社か悪い会社かを判断する投資のこと。

 

つまり、これまでのように会計上の数字で企業を判断するのではなく、女性幹部職の数やセクハラ対策をしているか?ということが見られるというのです。

でも、それはグローバルな大企業の話でしょ?という会場の疑問に対し、石川氏はこう話しました。

うちは地方の企業だから関係ないよ。という方へ

「うちの会社はグローバルなことなんて考えてないから、ジェンダー平等なんてまだ関係ないよ。」

そんな風に考える経営者の心も石川氏は周知済み。「うちは地方の企業だから関係ないよ」という方へお話しします。と切り出します。

その内容は、日本の人手不足、働き手不足について。

様々な業種でベトナム、中国、インドネシア等々の外国人労働者の受け入れを初めていることに触れました。

彼らは皆、ジェンダーランキングで日本よりもはるかに高い国の人たち。
つまり、世界の基準でセクハラ対策をしていなければ、彼らが訴訟を起こすリスクが今後極めて高くなっていくとのこと。

その時には莫大な費用がかかることになります。

最近では建設、産廃、介護、コンビニ等々、本当に多種多様な業種で外国人労働者を見かけます。

外国人労働者としてではなくても、あなたの会社のお客様が外国人のケースも今後増えていくでしょう。世界の「ジェンダー平等」基準が今、日本の企業に求められています。

今すぐアクションを起こしましょう!


SDGs実現のためには、まずアクションを起こすこと。

それこそがSDGsの実現に繋がり、事業の成功にもつながる。
その事を、これまでSDGsジャーナルで取材させて頂いた方達も証明してくれています。

コマニー(株)さんの事例
→SDGsビジネスコンテスト2018優秀賞受賞|SDGsで赤字危機がV字回復!コマニー流「企業の在り方」

丹羽青年会議所さんの事例
→SDGs目標11|SDGsで事業を成功させたい人は他にいませんか?「丹羽青年会議所」

SDGs実現のために、今すぐアクションを起こしましょう!

He For She への署名はこちらから。
僅か10秒で完了します。(画像のQRコードからも署名できます。)

sdgs

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