From:深井宣光
先日都内の教育委員会様にて、SDGsの研修を当機構代表理事の河上と私の2人で開催させて頂きました。
2020年4月から小学校で施行される学習指導要領。
この中にはSDGsが盛り込まれており、2021年には中学校、2022年には高等学校で施行されていきます。
企業も教育現場も同じ悩みを抱えていた
今回の研修開催でわかったことがあります。
それは企業でも教育現場でも、SDGsの最初の一歩を踏み出す時の悩みが共通していたことです。例えば
- 正直、これまで知らなかった…
- SDGsという言葉を聞いたことはあったけれどよくわからない。
- ネットや本で見ても情報が難しくて分からない…
- 世界の為に自分たちに何ができるのかまでは、まだイメージ出来ていない…
等々。と言った悩みで、これまでも沢山の企業がこの悩みの一歩を超えられずに足踏みしてしまっているのを見てきました。
でも、そんな企業や教育現場でも「なるほど!SDGsってそういうことか!」の一歩が踏み出せれば、身の回りにあることすべてがSDGsの視点で見れるようになり、「誰もが」SDGsに取り組めることが見え始めていきます。
今回参加された先生の皆様も、最初は「???」マークのSDGsが、セミナーとカードゲームを通じたワークでどんどん意識が変わっていくのをご自身で体感しておられました。
吸収が早く、発想が柔軟なこども達に先生がSDGsを教えることで、今の私たちが思いもつかないようなSDGs実践のアイディアをこども達から気づかされる日もそう遠くはなさそうです。
PS
今回の研修は3部構成で行いました。
1部 学校教育におけるSDGs :講師 河上伸之輔
2部 カードゲームSDGs2030:講師 河上伸之輔
3部 アニメやツールを活用した「伝わる」ワークアイディア:講師 深井 宣光
SDGsジャーナルのYouTubeチャンネルでは17の目標はもちろん、ターゲット、こども向けアニメ「こどもSDGs」と言った様々な配信をしているので、こども達に伝えるアイディアの参考にぜひどんどんご活用していっていただければと思います。
また、今回の3部では時間の関係上かなり端折ったご説明しか出来なかったのですが、もし、アニメとツールを使ったワークアイディアを取り入れてみたい。といったご要望があれば、教育関係はもちろん、企業様もお問い合わせフォームからご連絡頂ければと思います。
2030年の先を見据え、1人でも多くのこども達が、そして私たち一人一人が「持続可能な社会の担い手」になっていけることを心より願っております。
PPS