From:SDGsジャーナル 深井宣光
先日、テレビをみていたらふと
ものすごく引っ掛かった言葉があります。
それは「消費者」という言葉です。
なぜ、商品を買う人のことを
「消費者」というのか?
これまで違和感を
覚えたことのない程、この言葉に
とてつもない違和感を感じました。
そこで、いても経ってもいられず
あらためて、そもそもの
「消費」とは?が気になり
大辞林で調べてみたところ
「消費」とはこう書かれていました。
「消費」とは?
>物・時間・エネルギーなどを
使ってなくすこと>欲望充足のために、生産された財貨
サービスを使うこと
違和感の原因がわかりました。
きっと、この記事を読んでいる方も
同じ違和感を感じてはいないでしょうか?
今社会は持続可能な未来にむけて
使ってなくす、費やして消す社会ではなく、
循環型の社会を目指しています。
そして、その取り組みは日本だけでなく
世界中で広がり始め
サーキュラーエコノミー
=循環型社会という
ことばも生まれています。
また、SDGsは、売り手よし、買い手よし
社会良しの三方よしそのものである。
とも言われるように
欲望の充足。といった利己ではなく
利他の中に利己があるべき社会に
向かおうとしています。
つまり、「消費者」という言葉の定義は、
私たちがこれから実現しようとしている社会とは
大きく概念が異なっていたんです。
「費やして消す」者たちではなく
アップサイクルやリサイクルによって
「脱消費」社会。
このことについて11月12日のシンポジウムに
ご登壇いただく(株)eumo代表 新井和宏氏は
著書「共感資本社会を生きる」の中でこう書かれています。
「消費者から生活者へ」
※生活者=活かして生きる人
商品の購入者が「費やして消す」人なのか
消費せずに「活かして生きる」人なのか
売り手と買い手が共に意識を変えることができれば
SDGsは飛躍的に加速します。
今、私たちはこれまでの「あたりまえ」の概念を
疑って、アップデートするべき時が来ています。
PS
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